身近にある中医薬(漢方薬)を紹介します。
牡丹皮

キンポウゲ科多年生落葉小灌木植物ボタンの根皮。
性味:苦、辛、微寒。 効能:清熱涼血、活血散お。
1,温熱病入血分。温熱病による鼻血、吐血に犀角、生地等を配合して用いる。
2,陰虚内熱証による潮熱(夜間に微熱がでる)、生理時の微熱に有効。
3,血滞経閉、痛経。3ヶ月以上の無生理症(閉経を除く)、生理痛に有効。
4,打ち身、捻挫のお血による疼痛に対する止痛作用。
石斛

蘭科多年生常緑草本植物デンドロビウム
の茎が中医薬だったのです。夏か秋に3センチほどに切断し
陰干しにして用います。性味:甘、微寒。効能:養胃生津、滋陰除熱。
1,熱病傷津、胃陰不足。すなわち胃の陰気不足による、胃陰虚熱の症状に
用いる。胃陰虚熱の症状とは、胃のむかつき、むねやけ、口の中が乾く、
口臭がある、また舌が真っ赤で苔が少ない状態である。他に生地、麦冬、
花粉などの清熱生津薬を配して用いる。
2,腎陰欠損、腰膝軟弱。腎陰虚による腰痛、下肢に力が入らない、視力減退
などの諸症状に、菊花、くこの実、などを配して用いる。
郁金

活血止痛、行気解郁、涼血清心、利胆退黄。血の流れを活発にし止痛、
気を通して、うつ結を解く、また黄だん症状に有効。生姜(しょうが)
の仲間で根茎はガジュツで塊根はウコンとよばれ、最近注目されている。
中医学では月経不調、生理痛、腫瘍の原因の一つに肝気が詰まることに
より起こると言われる。
1,肝気鬱滞、血お内阻による月経不調、月経困難症(生理痛)、
子宮筋腫、脇腹痛等に有効。
芍薬

ボタン科多年草、芍薬の根
性味;苦、酸、微寒。効能;養血補陰、柔肝止痛、平抑肝陽。
1、生理不順、生理痛(腹部痛)、崩漏、自汗、寝汗。
など特に婦人科疾患に多く用いられる。
2、肝気不和による脇痛などの止痛
3、肝陽上亢による眩暈、頭痛に有効。
蓮子

睡蓮科多年生水生草本植物ハス の成熟果実
性味 甘、平。帰脾、腎、心経。功能:補脾止しゃ、益腎固精、養心安神。
1,脾虚による腹瀉、食欲不振。下痢止め作用があり、脾を補い食欲を増進
させる。
2,腎虚遺精に用いる。腎虚症による早漏に効果がある。
3,イライラ、動悸、不眠などに有効。
中華おこわ等に入れて食べる。便秘症には不適応。
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